ある時、リーディングの授業のクイズで11/25という笑えない点数をとって、
このままではパスできないと危機感をもち、先生のところへ相談に行きました。
私は先生にこの授業の勉強の仕方がわからない。と、正直に言いました。
そしたら、先生は一つずつ丁寧に教えてくれて、私に課題を出しました。
あさっての授業までにここからここまでサマリーしてきて。という課題。
一見普通の会話だし、これだけ読んだら「課題やらなきゃいけないのかー」
ってなるけど、この時の先生の言い方がね、
普通は先生が生徒に課題を出す時、" I want YOU to do this." って言うと思うの。
でもねこの先生は
" I want US to do this." って言ったの。
USって言ってるけど、課題やるのは私。先生はあさってそれをチェックする。
ということに変わりはないけど、USというワードを使ってくれたことで、先生に「やらされてる感」がなくなりました。
ただYouがUsになっただけなのに。
先日ネットでこんな記事を読みました。
病院の先生のもつ『大丈夫』という言葉の力は計り知れないということ。
この記事は大腸がんなどの手術を専門とする外科の医者の方が書いた記事でした。
この先生の経験ではお医者さんの「大丈夫」という言葉だけで患者さんの痛みが半分以上減り、夜眠れるようになり、食事量も三割アップしたことがあるほどだそうです。
それほど先生の言う「大丈夫」にはパワーがあるという事。
だけど、だからこそ使い方が難しいそうです。
本当に大丈夫ではないときは「大丈夫です」とも「大丈夫ではありません」とも言わずに、全ての情報を伝えることが本当にその患者の方にとって幸せなのか」という疑問を常に持ち続けている。という記事でした。
例えば人はいい事よりも悪いことを言われたときのほうが記憶に残り、なかなか消えなかったりトラウマになってしまったりするように思います。
以前、YouTubeに動画をアップしていた頃、最初のほうは私に対して好意的なコメントが多く私もそれが動画作りの意欲となっていました。
しかし、段々とチャンネル登録してくれる方が増える一方で、ネガティブなコメントも目につくようになりました。
それでもまだ全体を通してみると、ネガティブなコメントよりもポジティブなコメントの方が多いけれど、その数少ないネガティブコメントにばっかり目がいってしまうようになり、
自分では「大丈夫。こうなる事はわかってた。」
と頭の中では言っていても、心のどこかでは傷ついていました。
よく "Don't let others bring you down" とかっていうQuoteとか見るけど、なかなかそんな風に考えられなかったり。。
でもそれの逆バージョンもあります。
私は良くも悪くも自分がしんどい状況にいる時、その感情を自分の中だけにしまっておけず、友達や家族に「今めちゃめちゃキツイ。しんどい。」って言います(笑)
これは、助けを求めてるっていうよりかは友達や家族からパワーをもらいたい。という事なんです(笑)
なので誰でも構わず、「辛い。しんどい。もうやめたい。」って言ってるわけではなく、
友達でも親友だったり、私のことをよく理解してくれてる友達にだけ話します。
その友達たちはそろってこう言います。
「みさきなら出来る!がんばれ!」
なんの変哲もない言葉だけど、私にとってはパワーの源になるほど。
私って単純だな〜って思います。でもこの言葉があるのとないとじゃ全然違うのです。
よく辛いときでも、そんな姿一切見せずに努力する人もいますよね。
それは本当に素晴らしいことだと思います。
でも私はそんな素晴らしくない。し、その言葉がないと頑張れないのか。と言われちゃえばそうなのかもしれない。
それほど言葉には威力があるんです。
言葉は簡単に人を傷つけるし、逆に勇気を与えるものにもなり得る。
人間が言葉を持っていてよかった。大げさだけど(笑)
私はこれからも言葉でいろんなことを伝えていきたいし、その言葉が誰かをインスパイアするものになってくれたら、本当に幸せだな〜〜〜。
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